導入事例:経営幹部だらけの”普段とは違う”ミーティング編

12650738_1271520466208328_1800157207_n

今日は、一昨日お邪魔した企業さんでの研修という名のもとに開催したミーティングについて、書いてみたいと思います。

ミーティングといっても、日々社内で行われているミーティングとは、少し趣旨の異なるミーティングです。今回、わたしたちPower in U は、そのミーティングの内容考案とファシリテーションで、お手伝いをさせていただきました。

——————————-

今回のクライアントは、
長野県安曇野市にある穂高新聞販売株式会社
経営幹部の皆さんです。

クライアントの拠点である安曇野市。目の前には雪を冠った美しい穂高連峰が広がり、この季節は、吹き下ろしのひんやりした風と澄みきった空気が感じられる素敵なロケーション。そして・・・なんといってもお蕎麦が美味しい!のです。

クライアントは、新聞販売を中心に、カルチャースクールからギャラリーと、幅広く地域にとことん密着した事業を展開する企業です。新聞にいたっては、なんと万を超える配達世帯数を有し、社員数もアルバイトさんも含めると100名にのぼるといいます。

そんなクライアントさんから頂いた今回のご依頼。
それはズバリ・・・、

「新たな年の方向性について、
 社長をはじめとした主要幹部全員が、
    “同じ方向を向いている”という確認
 をしたい。」

社長・林さんから直々のリクエストでした。
そんなリクエストを受け、わたしたちは考えました。

社長の林さんからのニーズである「同じ方向性を向いていることへの確認」を・・・、

「組織を構成する各個人への理解」
「その各個人によって構成されている組織への理解」

を深めることによって、自然に「見ている方向性」は、あぶりだされるのではないかと。それはなぜなら、今回の参加対象となるのは、なんといっても経営幹部の皆さん。皆さんそれぞれの役割・経験からして、会社が向くべき方向性は、社内の誰よりも知っている人たちの集団であることは容易にわかります。そこで、知っていること、いや、何ならすでに知りすぎていることを、

「あえて客観視する視点・視座」

を今回提案したいと考えたわけです。
それが先に書いた、

「組織を構成する各個人への理解」
「その各個人によって構成されている組織への理解」

というわけです。

Power in Uが自信を持って活用提案できるツールに「色彩」があります。この「色彩」を使って、早速ミーティングの冒頭から、自分自身をそして自分以外の皆さんを客観視することに取り組んでいただきました。

 

12695676_1271520492874992_63105363_o

よく知ったメンバーと「普段はあまり語らないー自分自身」について色彩を通して語っていただいている様子。

 

自分と共鳴する色彩をヒントに、自分のことをまず考えます。そして、隣の人やグループの中で共有をしていきます。当然のことながら、色彩は「見る人」によってその「見え方」が違います。

例えば、
同じ色を見た時、その色を・・・、

プラスなイメージ」と感じる人もいれば、
マイナスなイメージ」と感じる人もいる。

華やか」という人もいれば、
派手すぎる」という人もいる。

暗すぎて鬱々とする」と感じる人もいれば、
シックでカッコいい」と感じる人いる。

このように、自分がどう感じているか、というところに着目すれば、その時の自分が見えてくるし、自分以外の人の感じていることに着目すれば、他者と自分の「違い」が見えてくる。

こうして色彩は、

自分のことや他者のことを理解するのと同時に、
昨今注目されている「マインドフルネス(※)」、
正しくは「マインドフル」であることに
非常に役立つのです。

※マインドフルネスとは・・・
「マインドフルネス」とは、自分の気持ちを“今、この瞬間”に意図的に向けて、現実をあるがままに知覚すること、あるいはそうした心の状態を体得するためのトレーニングを指す言葉です。メンタルヘルスを整え、創造性や集中力を発揮するためには、“今、ここ”に意識を集中し、とらわれているネガティブな感情や思い込みから離れることが有効だと考えられています。これは仏教の瞑想(めいそう)法に由来する概念で、欧米では1970年代頃からストレスに対処する技法として普及し始めました。近年はうつ病の再発防止を目的とする心理療法に導入されるなど、医療や教育、人材開発の現場でも注目を集めています。
(出展:weblio 人事労務用語辞典

そして、個人だけでなく、その各個人で構成されている「組織」すらも、色彩を使って「客観視」することができます。実体があるにもかかわらず、その特徴や癖、はたまたその実体が持つ才能にすら、当事者たちは気づきづらいもの。

それが「組織」という実体の持つ一つの特徴ではないでしょうか。

その組織の実体を知ることなくして、組織自体の変化を促すことや改革へと進んでいくことはできません。よって、今回のミーティングでは、この「組織」への理解を深めることに多くの時間を割きました。毎日の中の仕事を通して、当たり前にしている行動や当たり前に採用されている考え方、当たり前に発揮されている力について、今一度、ご自身たちの言語で認識をすることが、「組織を改めて理解する」ことに直結するからです。

そして、このような客観的な認識は、
その客観視した人や組織を、必ず「新たな視座」へと導きます

例えば、新しいアイデアの創出や、
人や組織の有するパワーや才能の認知へと。

クドイですが、必ず導きます(キッパリ)。

こうして導かれ新たに認識された、自発的な個人や組織への捉え方は、その後揺らぐことがありません。それは、外側からまるでラベルのように貼られたことではなく、自分たちの中から生まれてきたものだからです。

の「揺るぎなさ」は、組織そのもののつながりや発揮する力を必ず強化します(またもやキッパリ!)。

これらが、Power in Uが、色彩をツールとし、客観的な視座を提案してい大きくかつ重要な理由です。そして、わたしたちのような部外者・第三者が存在し、無知な立場の人間として「質問」を投げかけることによって、参加者の皆さんが「質問への回答を考えた結果、客観的に自分たちを観る」ということが可能となるわけです。

12698974_1271520522874989_723130212_o

英国発祥のオーラソーマ®という色彩ツールを活用しています。ミーティング時にはこれらの色彩が会議室に並びます。誰もが目を奪われるという現象が起きます(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
ここまでのプロセスを経てくると、それまで「知りすぎていたはずの組織や業務」について、参加者の皆さんへ新たな認識が次々とやってくるのでした。

・・・なるほど!

・・・そういうことだったのか!

そんなつぶやきがあちこちから聞こえてきます。「誘い役」を請け負うわたしたちの心がとてもワクワクする瞬間でもあります!

今回は、このミーティングの締めくくりに、フューチャーマッピング®の手法を用いて、

この経営幹部でしか成し得ない、
2016年の課題設定とその行動シナリオ作成

に挑んでいただきました。すでにフューチャーマッピング®を活用されている社長・林さんから「幹部みんなで描きたい!」というリクエストもいただいていました。その過程や内容を詳細に書くことはここでは省きますが、まとめると、

参加者全員で、
1つのシナリオを楽しんで描く

ということがその組織へもたらす「恩恵」をわたしたちは目撃することになりました。

少し話はそれますが、この「全員で描く」プロセスには、いつも、誘い役であるわたしたち(=ファシリテーター)の「その場にいる全員を巻き込む力」が問われます。わたしたち自身がいつも、より「意識」を向けるところでもあるのです。「全員が楽しんで参加してくださっているだろうか?」そんな若干の「心配」をしながらも進める部分でもあるのです・・・

が・・・

今回はそんな「心配」は不要でした。参加者の中の誰かが発言すると、誰かが応える、という図式が最初から成り立っていて、普段組織の中でありがちな、


「よく発言する人に任せて、その他の人は見守る」

といった光景は全く見られなかったのでした。このグループの普段からの在り方−すなわち「つながり」が、部外者であるわたしたちにはクッキリと見えてくるのです。

話を戻しますが、その「恩恵」とは、この組織の誰もが認識しているようで実は曖昧だった、この組織の「隠された才能」が、参加者の皆さんそれぞれの言葉によって露わになったことでした。では一体その「隠された才能」とは何だったのか・・・

ミーティングの前半で、色彩を通して「組織を理解する」というプロセスの中で何気なく出てきていたキーワードである、

『結束力』

だったのです。かなりプロセスを省いて書いているので伝わりにくいかもしれませんが、フューチャーマッピングの前半で作成する「物語」のクライマックスで、設定された主人公に「隠された才能」があり、それが物語のハッピーエンドへと導く・・・そんな物語が描かれました。そして、この「物語」そのものが、物語を作ったこの「グループ(=今回の参加者グループ)」の集合意識そのものなのです。

よって、ここで設定された「目標」の鍵となるのはこの「結束力」で、その「結束力」はすでにこの組織に備わっていると考えたら、あとはそのことを自覚して発揮していけば良い、ということなのではないか、とわたしには思えたわけです。

ここで言う「結束力」も「隠された才能」も「設定課題」も「課題解決策」も、一つ残らず、このグループの中の誰かから出てきたことでしかありません。わたしたちPower in Uが、口火を切ってお伝えしたことは、何一つ含まれないのです。ここがこのミーティングにおけるとても重要な点であるわけです。

そして、ご依頼くださった社長・林さんのニーズであった「同じ方向性を見ているという確認」について。

この企業(組織)が向くべき方向性が何であれ、そこには「結束できる力」という、この組織特有の「才能」が常に発揮され、この幹部組織は一本の矢として向くべき方向へ向かうことができる。

わたしたちPower in Uの目には、この幹部グループがそのような組織に見えました。でもそれは、わたしたちの目に見えたことであって、実際にご参加された皆さんがどのように感じたかはわかりません。参加者の皆さんひとりひとりの参画で出来上がった行動シナリオが、この方たちにとって一体どのような意義を持つのか・・・、

それはこの記念写真から察してください!

 

12695166_1015897345137873_1644569841_o

穂高新聞販売株式会社の幹部の皆さんです!半日お疲れさまでした!

 

達成感?!の笑顔?!でしょうか!!!

誰もが意見を発し、
誰もが聞き役になり、
そして全員の知恵を結集して
全員で考える・・・

そんな半日間を経て、最後に導き出された今年1年の行動プランが、この画像の皆さんの背後にあるホワイトボードに描かれています。

ご依頼くださった社長の林さんをはじめ、こちらに並んでいる皆さん全員の参加へのコミットメント(意図)に心から感謝申し上げます。わたしたちPower in Uも、とても充実した時間をご一緒させていただきました。

最後に、ご依頼いただいた穂高新聞販売株式会社代表取締役・林さんからのご感想を早速いただいたので、下記に掲載させていただきます!

Power in Uからの質問:
今回のミーティングを終えていかがですか?「同じ方向を向いている確認」についてはどのようにお考えですか?

林社長からのコメント:

大変満足しています。同じ方向を向いて仕事をしたいという想いから、親交のあった持田さんに依頼したときは、漠然とフューチャーマッピング®を用いてみんなで一つのストーリーを描きたいというリクエストをしたと思います。そんな漠然とした依頼にもかかわらず、自分のイメージした何倍もの内容のご提案書をいただき、即決したのを覚えています。

言葉で説明するのは非常に難しいのですが、今回体験した色彩を使ってのワークでは、色彩を通して自分自身や他者を知ることができ、いままで見えなかった仲間の性格や内面に触れることができたことは、大きな驚きとあらたな発見につながりました。

また組織というイメージでしか捉えられなかった集合体をも色彩を使い表現すると、まるで一人の人物のように具体化されたイメージ像が浮かび上がりました。そして具体化されたイメージ像をもとに、組織の特徴や才能といった部分を言語化することで、組織に対する共通のイメージが出来上がりました。そして組織のイメージを共有したまま全員で描くフューチャーマッピング®から、自分たちの組織の隠れた才能は結束力だったこと。同じ方向を向いて仕事するためには全員が同じ目的を共有し、その実現のためにチーム一丸となる必要があると当初から考えていましたが、一丸となるための結束力はすでに備わっていた。隠れていた(気づいていなかった、見えていなかった)だけで…。

この結果は僕にとって大変うれしく感動したものであり、背中をグッと力強く押してもらえたような感覚でした。もともと備わっていた結束力を一人ひとりが意識するだけでいいんだと。

こんな充実した日を過ごすことができたこと、自分たちの組織の才能に気付かせてもらえたことに心から感謝します。最後に、Power in Uの持田直子さん、アシスタントとして来ていただいた村田奈奈美さん、本当にありがとうございました。

それでは感謝の気持ちを込めて一曲歌います、聴いてください、襟裳岬。

———————————————
林さん!ありがとうございました!最後の締めにまで「林さんらしさ」を出していただき嬉しいです。(笑)

そして、林さんをはじめ、穂高新聞販売株式会社の皆様、ありがとうございました!
御社の2016年目標達成実現をPower in U は、これからも応援していきます!!

———————————————-

Power in Uでは、このようなクライアントに即した「オーダーメイド」のミーティングや研修提案を事業として行っています。

『人材育成』や『組織変革』

といった大きな目的だけでなく、もっと小さな、例えば、

『部署やプロジェクト単位でのミーティング』

でのご依頼にも対応させていただいています。

また、他社さん提供のコミュニケーションやマネジメントのスキル研修など、すでに取り組まれている研修等と並行してご活用いただくことで、スキル研修効果の向上も期待できます。

とあるワークショップの様子@新潟
御社の抱える課題や、ニーズをまずはじっくりお聞かせください。
web・お電話にてぜひお気軽にお問い合わせください。

webでのお問い合わせは、365日24時間いつでもこちらからどうぞ。
お電話でのお問い合わせは、 052-880-0072  月〜金 10:00-17:00でお受けしています。

———————————————-

最後に・・・・今回わたしたちのお仕事前に一足先にいただいた安曇野でのご褒美・・・!

12696340_1271520539541654_410549598_o

 

安曇野の山の麓でいただいた、蕎麦好きの集まるお店の美味しいお蕎麦!絶品でした!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です