ヒトゴト(人ごと)コラム Vol.001 春・新たな変化が人を強くする

こんにちは。
Power in U 持田直子です。

今日から、「人のこと」に関するテーマについて、
思うことをコラムのような形で、
ウダウダと書いてみることにしました。

「人のこと」というテーマを選んだのは、
Power in U が「人」と関わる事業を
しているということが大前提ですが、
それ以上に、
わたしがこれまで得た経験や知識は、
ほぼすべて、
「人」を介して
受け取っているからです。

その還元やお返しになるかは
わかりませんが、

読んでくださる方への

アイデアのインプット、
問題解決へのヒント、
現状の確認、
日々の応援

などに少しでもなればと願いながら、
書いていこうと思います。

お時間ある方はぜひつきあってやってください。

*****

第1回目の今日、
時(とき)は、3月も下旬。
いよいよ春本番です。

春といえば、、、
まさに「出会いと別れ」の季節。

 

お仕事において、特にお勤めの方は、
異動や転職など、
ご自身が体験しなくとも、
送る側になったり、
出迎える側になること、
多々ありますよね。

今日は、

「新たな変化は人を強くする」

そんなテーマについて
わたし自身の体験を交えながら、
シェアしたいと思います。

もうかれこれ10年以上も前の
わたしの会社員時代の話、
しかもまだ経験未熟な頃の出来事です。

当時、役員付秘書だったわたしには、
組織図上、横並びの同僚はいませんでしたが、
役員のサポートをする傍ら、
手伝わせていただいていた部署がありました。

その部署は、ビジネスの中枢を担い、
ひとりひとりがプレイングマネージャー
もしくはそのアシスタントの皆さんで構成され、
全員が明けても暮れても忙しい部署でした。

チームの皆さんは、出張も多く、
全員が揃うことすらなかなかないので、
コミュニケーションはそれなりに大変でしたが、
それでいても、
チームの雰囲気がとても良く、
わたし自身とても居心地が良かったのを
今でも良く憶えています。

そんな中、ある日突然、
そのチームのメンバーのひとりに
異動の内示が伝えられました。
異動までの時間が短いことで、
チーム全体に影響することもあり、
メンバー全員が同席する会議の中で
その方の異動が正式に伝えられました。

異動の白羽の矢が立った方は、
並列的な人員構成の中で
最も頼れるリーダー的な存在でした。
わたしや他のアシスタントさんたち
にとって、何か困ったことがあると
まずは相談して話を聞いてもらう
存在でもありました。

ちょうどその頃というのは、
チーム自体がようやく
「円滑に動きだした」と
誰しもが体感しはじめていた
タイミングと重なっただけに、
部外者のわたしを含め、
チームにとってはショッキングな
出来事だったのです。

そして当時のわたしは、
こともあろうに、

「何で、今(のタイミングでその方が異動)
 なんですか?」

と、仲間の女性同僚と共に、
眉間にしわを寄せながら、
当時の上司に詰め寄ったことを
痛々しくも、思い出しています(恥)。

そして、詰め寄った時に、
上司から笑顔で言われた言葉を
今も鮮明に覚えています。

「変化を受け入れなくては、
 人も組織も強くはなれないんだよ。」

その異動になった方の新たな着任先は、
元のチームよりもはるかに多くの数の
社員によって構成されている巨大部署、
しかも、顧客と直接のやりとりを行う、
すなわち会社の「看板」のような部署でした。

当時まだ人間的も経験としても
今よりはるかに未熟だったわたしは、
上司からのその言葉の意味を
あまり理解できていなかったと思います
・・・と同時に、
当時手伝っていたそのチームのことしか
自分が考えていなかったことも、
今になってよくわかります。

部分最適化
全体最適化

なんて言葉を組織にいると
よく耳にしますが、
当時のこの話は「全体最適化」のため
だったのだ、と後から理解しました。

結果、その異動した方は、
新たな部署での体制を見事に整え、
後に、その部署のマネジメントは、
会社にとって「次世代のリーダー養成」
としての登竜門的位置づけになり、
多くのリーダーたちを輩出することに
なったわけです。

当時、笑顔でわたしを諭した上司は、
この展開をすでに脳裏で描いた上で
決断を下したのかもしれない、
と今更ながら思います。

さて、この話にあるような、

「突然やってくる変化」

に対し、
特に慣れ親しんでいた状態で
あればあるほど、
わたしたちのマインド(思考)は、
まず抵抗することが得意です。

特に、自分よりも大きな権威
(この話であれば、会社)や、
自分の意思が届かないところから
やってくる決定の場合、
即座にこの「マインドの抵抗」が
起きるということを経験された方、
実は少なくないと思います。

ここでいう、
わたしの「マインドの抵抗」は、
結果、上司に諭されることで、
一応の沈静化へと向かったわけですが、
その後もしばらくは納得できないまま
ブツブツと文句を言っていた・・・
そんなように記憶しています
(しつこいですね・・・苦笑)。

あれから10年以上経ったわたしから、
当時のわたしに対して
何かしらできることがあるとしたら、

「その抵抗はどこから来ているの?」

という問いかけです。

また、
目の前に起きようとしている変化が、
わたし自身に、
直接的にどのような影響があるのか

そんなことも聞くと思うのです。
それと同時に、

その影響は、何が何でも避けないと
わたし自身が困窮することなのかどうか、

ということを聞いてみると思います。

きっと当時のわたしからは、
「その人以外に頼れる人がいない」とか
「せっかくチームの雰囲気が
 良くなりはじめていたのに」とか、
学生の仲良しグループか!
と言いたくなるような答えしか
帰ってこなかっただろう、
と容易に想像がついてしまいます。

とても若かったのです。ハイ。

そして、ここから恐れずに書いてみると、
「組織」が機能していく上で
わたしがこの10年の間に学んだ
大切なことのひとつに、

「”絶対にこの人でなくてはならない”

という状況そのものが、
組織においては、
危険な状態である」

ということがあるのです。

組織の一員として働いている方々の中には、
この考えに同意されない方も
いらっしゃるかもしれません。

でも、少しだけ考えてみて欲しいのです。

あなたの上司、もしくは社長でもいいです。
または頼りになる先輩社員でもいいでしょう。
そのような方が、例えば、
突然病気で倒れたとします。。

その結果、会社や組織の一部が
正常稼動できなくなった場合を
想像してみてほしいのです。

その影響をリスクとして最も受けるのは、
顧客でもなく、
株主でもなく、
まぎれもないあなた自身、
帰属する社員なのかもしれません。

組織が正常稼動しないということは、
売上に少なからず影響を及ぼし、
その結果、あなたの生活を支える
毎月の給与がそれまでどおり
継続的かつ定期的に
支払われる保証がされなくなる
可能性を秘めているからです。

これが家庭の話であれば、
大切な家族の代理は他の誰にも
務まることはありません。
がしかし、
会社や組織では、
「誰かが、常に、誰かの代理を担える」
という状況にしておかなくては
ならないのです。

そのために、社内で
人員を強化する手段として、
時に、異動や出向などを活用する
ケースは多々あります。

そして、所属するすべての社員は
そのような会社の危機管理の
一端を担っているとわたしは思います。

・・・とはいえ、残念ながら、
異動や転職を理不尽だと言わざるをえない
状況から、余儀なくされる経験がある方も
いらっしゃると思います。
(わたしも経験があります・・・)

よって、人を動かす立場の方、
経営者や管理職の方々には、
組織の決定によって動く方々に対する
敬意を持って接していただきたいです
(自省も込めて)。

わたしが会社員時代に
体験から学んだこと・・・

「新たな変化を受け入れることは、
 人を、そして組織をも強くする。」

これは、単に異動や転職などで
新たな場所に向かうことになった
人だけの話ではないとわたしは思います。

実際に異動や転職でやってくる人を
上司や同僚または部下として
受け入れる人たちすべてに
関係していることで、
共にその”変化”に対し向かっていくことが
まず何よりも先に「個人の成長」に
繋がると強く思います。

そしてその結果、
組織やチームが強化されるのです。

逆の言い方をすると、
個人の成長なくして、
組織の成長はない、というわけです。

この季節、あなたがもし誰かを

見送る側
迎え入れる側

になったら、

ぜひ、笑顔で見送り、
笑顔で迎えてほしいと思います。

新たな場所に向かう人は、
少なからず緊張の日々をしばらくは
送るはず。緊張が続くと、
何気ないコミュニケーションも
ぎこちなかったり、本来の姿とは
違った印象をお互いに与えてしまう
可能性もあります。

その緊張を和らげることは、
見送る人、迎えれる人たちにこそ
できることだと思うのです。

わたし自身、そんな風に出迎えてもらえた
異動や転職の経験があります。
どれだけ周りの人に救われた気持ちに
なったかわかりません。

これは、会社に限らず、
例えば学校の役員会であったり、
住んでいる場所の自治会であったり、
人の集まるところならどこでも
起こりうること。

これまで慣れ親しんだ何か(誰か)を
笑顔で見送り、
新たにやってくる何か(誰か)を
笑顔で迎えることで、
あなたの新しい季節が
より色鮮やかで充実した時間になりますように。

最後まで読んでくださり
ありがとうございました。

持田 直子
株式会社Power in U

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