ヒトゴトコラム Vol.3 相手の○○を引き出すことがコミュニケーションを円滑にする?! 第2回

こんにちは。Power in U代表の持田直子です。

先週の札幌滞在中に今回の熊本での
震災のニュースを知りました。
今回、甚大な被害に遭われてしまった皆様に、
心よりお見舞いを申し上げるのと共に、
1日も早く被災地の皆さんが少しでも安心して
毎日を暮らせるようになることを祈ります。

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前回このコラムで、

目の前の相手に意識を向け続ける

ということを提案しました。
それも、1週間ほど続けてみてください、と。

この話を書くきっかけとなった
例の社長さんにも同じメッセージを
投げかけてみたところ、1週間経って、
こんなフィードバックが返ってきました。

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持田さん

会話をする社員に対して意識を向けることに
この1週間チャレンジしてみました。
最初は意気込んでいたものの、気づいたら、
普段のとおり話している自分がいました。

向け続ける

というのは実に難しいですね。

また、相手に意識を向けている時は、
自分は何も言おうとせず、
ただ聞いている気がしました。
すると、普段よりも社員の口数が
多い気がしました。

そこでわかったことは、わたしは相手に
話して欲しいと思っているにもかかわらず、
わたしが一方的に話すことで、
相手から話す機会を奪っていたかもしれない。

自分の課題が少しわかった気がしています。
++++++++++++++++++++

この社長さんのフィードバック、
あなたはどのように感じますか?

つい最近、この社長さんを思い起こす
ような出来事がありました。

とある産学共同プロジェクトの
キックオフミーティングに
ファシリテーターとして参加した時のことです。

その場には、同じゼミに所属する学生さん
10名強と、ほぼ同じ数の企業の社長さんや
役員さんが集まっていました。
キックオフということもあり、事前に
産学共同で進めるプロジェクトの目的や
双方(学生側・企業側)のニーズ確認を
するための「対話」を中心にした流れに
しようと決めた上で、わたしは
進行役を勤めていました。

学生・経営者が半数ずつ2つのグループに
分かれ、ディスカッションをしている時の
ことです。それぞれのグループで起きている
ことをつぶさに観察していると、
あることに気づきました。

経営者さんたちのトークが圧倒的に長い!!!

ということでした。
学生さんたちの意見を「1」としたら、
明らかに経営者さんたちは「3-5」の割合で
話していました。その話す内容に耳を傾けると、
そこには、経営者さんたちの知っていることや
経験したことを教え聞かせるような感じ。
無論、学生さんたちは、黙って聞くしか
ありません。つまり、

そこには「対話」が生まれづらい状況が
ありました。

ファシリテーターとしてこの場を
あずかる身としては、
この状況はどげんかせんといかんかったわけです。
(古くてスイマセン)

そこで休憩時間に、経営者の皆さんに
集まっていただき、この状況をお伝えしました。
もちろん皆さんはすぐに理解してくださり、
チーンと反省モードの方も多々いらっしゃいました。
どなたも、普段の役割の中に、
自分の経験や知識を教えシェアすることは、
多々ふくまれているばかりなので、
これは仕方のないことだったのです。
無意識にそうなってしまうくらい、
普段のお仕事で必要なこと、というのも
よくわかります。

でも、ちょっと待って、と言いたい。
これがいわゆる自分の行動に
「無意識でいる」状態だから。

 

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前出の社長さんの話に戻します。
この社長さんも、想像するに
普段自分の考えなどを「話す」立場に
いるわけですが、その立ち居地に
無意識すぎたがばかりに、
社員さんとの距離感を感じてしまったのかも
しれません。

そのことにどうやらこの方は
1週間のエクササイズを経て
気づかれたようです。

ここから、この社長さんと社員さんたちの
本当のコミュニケーションが始まる、
とわたしは感じています。

先ほどの産学プロジェクトも同じです。
ここから真のコミュニケーションが
はじまるわけです。

さて、相手の本音を引き出すための
コミュニケーション!と題して、
次はどんなエクササイズを
提案しましょうか。

前回は、

話をする相手に意識を向け続ける

でした。この姿勢は「真摯に聴く」という
ことへの準備となります。その準備が
できたところで次に、

この人(話し相手)はこの会話の中で
何が一番伝えたいんだろう?
という意識をもって相手の話を聴いてみる。

コレです。

これをつぶさに繰り返していくと、
相手の「話し方のパターン」が見えてきます。
相手が変わればパターンも変わります。
あなたの周囲の人は、どのようなパターンを
もって、あなたに話をするのでしょうか?

これは、ご家族やご友人の間でも
実験できます!

ぜひまた1週間ほどチャレンジしてみてください。
そして、あなた自身の「聴き方」に
どのような変化があるか、
ぜひ観察してみてくださいね。

今日は、ここ名古屋もずっと雨。
九州の雨が心配になります。
二次災害などが起きぬよう、祈っています。

最後まで読んでくださり
ありがとうございました。

持田 直子
株式会社Power in U

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